資産運用と年金
年金の資産運用の問題点と、考慮すべき分散投資方法についての解説です。
年金はローリスクとは限らない
資産運用は年金の仕組みの中で行われています。
年金には、
公的年金(加入義務あり)と、私的年金(加入は企業や個人の選択)が
ありますが、集めた掛金を資産運用して一時金や支給の一助としています。
公的年金の資産運用は「年金積立金管理運用独立行政法人」が行います。
私的年金の資産運用は、国民年金基金ですと「国民年金基金連合会」が行い、
企業年金の資産運用は金融機関が行うなど形態は様々です。
いずれにしろ、国内外の株式や債券によって資産運用しており、資産運用の状況は報告書として公開されます。
ところで、見方を変えてみると、
年金は、掛金を払う側にとってはローリターンな資産運用の一つと言えるでしょうが、ローリスクとは限らないことに注意すべきです。
何十年という長期契約ですから、
経済情勢に臨機応変に対応できないためです。
例えばインフレになった時、定期預金なら解約して他の資産運用の方法に変更できますが、年金はそういう融通がききません。
年金の資産運用に過大な期待を寄せるのが、資産のフットワークという観点からは考え物だということは、フットワークの良い運用の方法を併せ持つのが良い、ということになります。
円や外貨による定期預金はローリターンですが、ローリスクな資産運用の方法ですし、売買の自分なりの線引きがきちんと出来るなら、株式投資もリスクを低くできますので、良い方法だと言えます。